仲良し悪し家族no雑記帳   ~ 思春期と思秋期の狭間で ~

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ばったばたでも、それなりに色々読んだよ。 4月の読書記録。


顔見知りの何人かの人しか読んでいないはずのブログなのに、 3月中旬くらいから アクセス数がぐんぐん上がっている。
どうも 某キャンプ場の名前で検索すると、そのままズバリの記事 がヒットするらしい。 世の中のキャンプブームを こんなところで実感します。 


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さて、 先月の読書記録のまとめ。
慌ただしい一ヶ月だったので、 中旬頃には本を読む気持ちも萎えたのですが ライトノベルと呼ぶらしいジャンルの作品と、好きな女流作家のエッセイに手が伸びました。 そして、上田義彦の写真集はすごくインパクトがあった。


2013年4月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:1929ページ
ナイス数:41ナイス

図工準備室の窓から: 窓をあければ子どもたちがいた図工準備室の窓から: 窓をあければ子どもたちがいた感想
▽最初に掲載されていた写真の数々を何度も眺めちゃった。図工準備室の雰囲気も授業のための試作品の数々も、図工準備室入り口に置いてあるちょっとしたイタズラっぽい仕掛けも、私の中の子ども心がワクワクドキドキしちゃう。こんな先生に教わりたかったな~。こんな先生に息子も出会えるといいな~ ▽『びりっかすの神さま』というタイトルに私が魅かれて、小3の息子に手渡したのが岡田淳との出会い。以来息子は岡田淳作品を今でも次々読んでいる。 ▽本著は、私が岡田淳その人について知りたくなって借りた。もちろん息子も読んでいた。 
読了日:4月7日 著者:岡田 淳

いじめ 心の中がのぞけたら―漫画 明日がくるいじめ 心の中がのぞけたら―漫画 明日がくる感想
▽小6の息子が、図書館で手に取った本。返却前にも読んでいて、きっと3回位読んでいたんじゃないかな。「どうしても手が伸びてしまう」という感じみたい。漫画というのもいいのかも。私も読んだ。特に内容や感想を二人で語り合うこともしないけど、敢えて言葉にしないことで、彼の中で形にならないものがゆっくりまとまっていったりしていくのかな~と傍で見ていて感じた。 ▽虐めに関わる色々な立場、色々な感じ方、色々な乗り越えようとする姿勢が漫画で描かれている。先生の一言が引き金になったケースには胸が痛んだ。言葉はナイフにもなる。
読了日:4月7日 著者:本山 理咲

みんなの図書室 2 (PHP文芸文庫)みんなの図書室 2 (PHP文芸文庫)感想
▽著者が紹介すると、どの本も読みたくなるから不思議。 ▽本って、出会うものなんだなって思う。図書館や本屋さんでシェルフリーディングするのはすごく楽しい。並んでいる背表紙を眺めていると、ある単語が目に飛び込んできたり、タイトルにドキッとしたり。すっと勝手に手が伸びたり、途中で伸びた手が止まってしまったり。 息子の場合には、タイトルに加えて、挿絵も選書の重要なファクターになっている。最近では、必ずそでに書いてある紹介文を読んで選んでもいる。でも、最後はやっぱり勘だね。これからも、素敵な本に沢山出会ってほしい。
読了日:4月9日 著者:小川 洋子

塩の街 (角川文庫)塩の街 (角川文庫)感想
▽奇想天外な設定なのに、、、否、奇想天外な設定だからこそ、そこで営まれる男女の愛のピュアさが引き立つのでしょうね。 ▽途中から、ダットン&アロンの「吊り橋実験」(緊張を伴う場面で男女が出会うと、その時の生理的な興奮状態を恋愛感情に依るものと捉えることが多いとする学説)を思い出して、塩害が落ち着いた後の二人のことが気になって読み進めた。 ▽真奈は秋庭の力強い安定感に支えられ、秋庭は真奈の柔らかい感受性に支えられ、成長した真奈の力を借りて秋庭と父親が「母の死」を乗り越え、そして真奈が母になる、、、連鎖してる。
読了日:4月15日 著者:有川 浩

クジラの彼 (角川文庫)クジラの彼 (角川文庫)感想
▽男らしい女性の中に女の子らしい可愛らしさを発見してくれる男性って、真に男らしい強い男性だな~って思った!! こういう男性がいっぱいいてくれたら、女性ももっともっと本領発揮できるし、晩婚とか少子化なんて吹っ飛んじゃうかも…なんて。 ▽有川さんの作品って、どの作品も映画化できそう。漫画にもなりそうだけど、全部文字だからこそ、想像力が萌えるっていう感じ。はぁ~…やっぱ恋愛は人を輝かせるねぇ。(若干オバチャン節入っちゃいました)
読了日:4月18日 著者:有川 浩

まひるの散歩 (ORANGEPAGE BOOKS)まひるの散歩 (ORANGEPAGE BOOKS)感想
▽とても素直な人なんだなぁ~というのが印象。小説同様、自分の中にある相反する二つの思いも、どっちか一つにまとめようとせず、素直にそのまま二つを併記できるところに、彼女の強さを感じる。そう、両方の矛盾する思いがあるって宣言しちゃえば楽ちんなんだよね。 ▽間に入っている写真がまたいい。ネコちゃんは確かに美人だわよ!!
読了日:4月21日 著者:角田光代

妊娠カレンダー (文春文庫)妊娠カレンダー (文春文庫)感想
▽一番印象に残ったのは、「文庫本のためのあとがき」の次の一文 ;「わたしの妊娠なんて、スーパーで買ってきた新鮮な玉ねぎそのもので、何の書かれるべき要素も含んでいない。その玉ねぎが床下収納庫で人知れず猫の死骸になってゆくところに、初めて小説の真実が存在してくると、私は思う」 ▽やっぱこうでなくちゃね、小説家は!!と思った。 『博士の愛した数式』ではあまり感じられなかった、皆が気付かなかったことにしている残酷な感情が薄気味悪く垣間見られる感じが秀逸。どこか筒井義隆の「メタモルフォセス群島」に通じる気がする。
読了日:4月24日 著者:小川 洋子

クゥィノルト―上田義彦写真集クゥィノルト―上田義彦写真集感想
▽写真です。なのに、、、木の根っこが得体の知れない生物の触手か何かに見え、他にも色々な生物がその空間で息づきうごめいているのを生々しく感じた。 ▽最初の上田さんの文章を読んだ時にはよく分からなかったけれど、最初の写真が目に飛び込んできたら、瞬時にして上田さんの書いていたことが伝わってきた。写真の力って凄いんだなって思った。 ▽富士山の樹海を思い出した。迷い込んだら二度と出れないというイメージの影響もあるが、何だか森全体の息遣いがすぐそこに感じられて、森の体内に入ってしまったような感じはとても怖かった。
読了日:4月27日 著者:上田 義彦,都築 響一

読書メーター

 
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by IGirie | 2013-05-01 18:16 |

仲が良いのか悪いのかよく分からない、3人+2イタグレという家族の雑記帳です。あっという間に息子はティーンエイジャーに、イタ達も私達もシニアとなりつつあります。これまでは新しい人や経験との出逢いの多い時期でしたが、これからは色々なお別れが増えてくるこの家族。この先に何があるかは分からないけれど、だからこそ、今の私と私の家族のことを、いつか懐かしく読み返せるように、書き記しておこうと思い、再開します。


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